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海外事業の最前線ブラジルで、
現地ニーズにあった製品・サービスを拡大

Mitsui Chemicals do Brasil 
Comercio Ltda.
ブラジル、サンパウロ市駐在
N.K.
生命農学研究科 
生物有機化学専攻 修士課程修了
2005年入社

海外事業の最前線ブラジルで、現地ニーズにあった製品・サービスを拡大

研究開発・経営企画を経て、海外駐在にチャレンジ

私は研究職としてキャリアをスタートしましたが、その後、開発部・経営企画部で海外案件やM&Aに携わるうちに海外事業に興味を持つようになり、現在は社内公募制度によりブラジルに駐在し、海外営業にチャレンジしています。

カバーしている業務は、急成長中の南米地域での製品販売、現地パートナー企業との連携による販社・農家への訪問、製品の普及・販売促進活動など。
ブラジルに赴任後、マーケティング、開発、登録担当のスタッフを複数採用し、現地機能を強化しました。南米全体の農業の変化にアンテナを張り、日本に情報を共有して、現地ニーズに合った製品・サービスを開発・提供していくことも私のミッションの一つです。

ダイナミックな南米の農業を支える

ブラジル、アルゼンチンなど南米の農業の特色はスケールの大きさです。1,000ヘクタール以下は小規模農家で、最大100万ヘクタール近くの農地を持つ生産者もあります。日本全体の作付面積は約400万ヘクタールですから、まさにケタ違いの規模です。
地平線まで続く広大な畑、播種・収穫・農薬・肥料の散布などに使用する機械の大きさ、各作業のデジタル化、スマート農業化。日本とは全く異なる農業の在り方を目の当たりにしています。

農業が主力産業であるブラジルでは、日本と異なり若年層の就業者も多く、最新技術にも敏感です。また、世界一の農薬市場とも言われますが、供給側の競争も激しいので、あの手この手で印象付けを図ったりもします。写真は販促品としてダルマを配ったときのものですが、ダルマを知らない現地の人に起源やその意味をお話しすると日本の文化をとても面白がってくれました。

N.K.様

規模が大きい分、僅かな単価差が大きなインパクトになるためコスト意識は非常にシビアです。ひとたび採用が決まれば、数千万円、数億円の売上にもなり得るので、如何にコストに見合う製品の価値を訴求できるかがポイントですね。その一方で、規模の大小を問わず、自社製品が非常に高い効果を示してお客様に喜んでもらえると、そこでも大きなやりがいを感じます。ポルトガル語はまだまだですが、お客様が満足していることは表情から伝わってくるので、自分たちの貢献を直に感じることができます。

目標は一つの国・地域で事業をトータルに手掛けること

今後の目標は、海外事業の現地機能強化をさらに進めていくこと。例えば、一つの国・地域で、新製品の企画から開発、製造、販売まで、一貫したビジネスを手掛けてみたいと思っています。

「自分の価値はどれだけ多くの人に貢献できるか、与えるものがあるかで決まる」というのが私の持論です。私は、自社の海外事業拡大に寄与することは、自分の価値を高めることにも繋がると考えています。ですから、できるだけ多くの企業や組織の人々と関わり、協力の輪を広げながら、様々な国・地域で事業推進や新規事業の立ち上げにチャレンジしたいと考えています。

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