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顧客の信頼を得て、新製品の
普及面積を全国トップに押し上げる

製品営業部 
仙台支店
Y.I.
生物資源科学部 
生物環境科学科卒業
2021年入社

顧客の信頼を得て、
新製品の面積を全国トップに押し上げる

反応がネガティブな顧客ほど熱心に訪問

学生時代は土壌微生物を利用したダイズ栽培環境の改良について研究していました。就職に当たっては、農業への貢献をよりダイレクトに実感したいと考え、研究職ではなく農薬メーカーの営業職を希望しました。入社後は山形県担当として、一次流通先であるJA全農山形、二次流通先であるJAを担当し、自社製品の普及拡大に繋がる施策を提案しています。

当初は、顧客の要望に沿った提案ができず、推進活動はうまく進みませんでした。
自分としては、顧客の売上拡大に貢献できる施策だと考え提案していたつもりでしたが、今から考えると広い視野で考えられていない、独りよがりな提案だったように思います。
苦労は多かったですが、現場での失敗を先輩社員に相談すると、必ず有効なアドバイスをもらえました。先輩たちからアドバイスがもらえる環境は、本当に心強く、特に「反応がネガティブだった時ほど、時間を置かずに再訪問する」という先輩の言葉は自分の指針になりました。この言葉に勇気づけられて積極的に訪問を重ね、少しずつ顧客に寄り添った営業活動ができるようになり、提案を採用いただけることが増えました。

Y.I.様

顧客の信頼を得て、新商品の普及が全国トップに

私は、エンドユーザーである生産者の訪問機会をできるだけ増やそうと心掛けています。生産者を直接訪問して抱えている悩みを聞き、農薬の特色や使用法をきめ細かく伝えることは、生産者にとって有益と思いますし、そこから得られた情報は、顧客(JA全農山形、JA)の売上拡大にも繋がると考えています。

最初は辛酸もありましたが、現場への訪問を蓄積していくうちに、顧客との信頼関係が強まりました。信頼関係に比例しビジネスのチャンスも広がり、顧客から「生産者向けの大きな説明会を提案してくれないか」「大口の農業法人にこういう農薬を勧めたいが、三井さんの製品でいいものはないか」といった相談を受けることも増えました。こうした積み重ねが実を結んで除草剤の新商品の販売が伸び、入社3年目には同製品の山形県の普及率が全国でトップになりました。

多角的な視点から提案するためにも、
知識と経験を深めたい

農薬の営業には、圃場や流通現場を見て何が起こっているかを把握し、何が起こり得るかを予想する力が必要です。農業に関わる問題を俯瞰して理解し、多角的な視点から顧客に有効な施策を提案するため、より高いレベルでの経験と知識を習得したいと考えています。

また、私は現在の仕事に大きなやりがいを感じていますが、今後のキャリアを考えるとき、自分の培った知識や経験をより広範な生産者に貢献できたら面白いとも思っています。まずは現在の職務を通じて知識、経験を深め、自分を成長させていきたいと思いますが、将来は海外のビジネスに携わることも選択肢の一つと考えています。