work &
 career

home  >  work & career  >  sales #2

世界の農業にソリューションを
提案できる海外営業へ

海外クロップソリューション本部 
海外営業部 アジアグループ
J.S.
応用生物科学部 
バイオサイエンス学科卒業
2016年入社

世界の農業にソリューションを提案できる海外営業へ

国内営業として経験を積んだ後、海外営業へ挑戦

国内営業として入社し、住宅メーカーを中心とした害虫防除剤を担当していました。一方で、入社当初から会社及び農薬業界として成長が見込まれるフィールドは海外だと考えていました。開拓されていない市場や国を自分の手で切り開きたいとの思いから、国内営業として一連の経験を積んだ後に社内の公募制度を利用し、海外営業部門へ異動。現在は、当社のメイン商品である農薬のアジア市場での拡販にチャレンジしています。

担当地域はフィリピン、マレーシア、ミャンマー、スリランカ、ネパール、バングラデシュ、パキスタンの7カ国。栽培対象として稲作が主体の国や小麦栽培が盛んな国、フルーツメインの国など、国ごとにその特徴は様々です。それぞれに戦略を練り、現地パートナー企業や本社の各部署と協力・連携しながら、製品の技術普及や販売促進、国ごとの薬剤開発や登録などを行っています。

J.S.様

新規市場開拓のチャンスに全力で取り組んだ

担当地域の中でバングラデシュはこれまで取引がほとんどなく、市場として新たに開拓した国です。かねてより挑戦したいと考えてきた市場開拓のチャンスが巡ってきて、それはもう必死に取り組みました。

バングラデシュの市場や期待される売上の試算、参入コストとの兼ね合いをはじめ、現地の農薬制度や政治情勢など、ビジネスの開始に必要なことは営業の仕事の範囲を超えて全て自分で調べました。当時は異動して間もなかったですが、この経験を通じて比較的早く海外営業としての知識や知見を身に付けることができたと思います。
毎日初めての事に直面し思うように進まず苦労もしましたが、会社がこの国で商売できるかが自分にかかっていると思うと非常にやりがいを感じました。このスケールの大きさが、まさに海外営業の魅力です。

海外との取引では、リスク管理が要になる

発展途上地域でのビジネスは、一筋縄ではいかないことや想定外のことが多く発生します。おおらかな文化を持つ国との取引は、現地のパートナー企業と直接やり取りをする身としては腕の見せどころ。

会社の売上を安定させつつ、期日通りに製品を届けるため、受注した際から細かなリスク管理とファシリテートを行います。取引条件として前払いにしていただいたり、出荷に必要な情報や書類をスケジュール通りに提出していただけるよう時には催促したりと、相手の手元に製品が届くまでの対応は多岐にわたります。ただ製品を売るだけではなく、売り手と買い手の双方が安心して取引を行えるようにきちんと手綱を握っておくのも、海外営業ならではの仕事で、面白みを感じています。

海外駐在を経験して、
より最適なソリューションを提案したい

販促イベントで現地を回ると、地域農家の方々から自社製品のおかげできれいな作物を出荷出来るようになったという感謝の言葉をいただくことがあります。自分の仕事を通じて農家の方々の収入が増え、生活が豊かになるのはやはり嬉しいです。こうした連鎖の先で担当地域の国々の食糧生産効率が上がり、食糧問題の解決に貢献できたら良いなと思います。

だからこそ、現地に密着してその国のニーズに合った提案が行えるよう、いずれは海外駐在を経験したい。現在はオンラインでの会議や出張をベースに仕事をしていますが、得られる情報の量と鮮度に限界があると感じています。これでは営業として提案できる幅が限られてしまう。駐在によってパートナー企業とより密に関わり、相手のニーズを的確に把握し、時には彼らのあるべき姿を描きながら最適なソリューションを提案できる営業になりたいですね。