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可能性あふれるインドで販売網を強化し、事業拡大を加速させる

mitsui chemicals india pvt. ltd.,
Agro Solutions Division, Assistant
General Manager
K.T.
農学部 農学科卒業
2005年入社

可能性あふれるインドで販売網を強化し、
事業拡大を加速させる

製品販売において一人で多くの役割をこなす

国内営業を担当していたときに米国への短期留学し、海外ビジネスへの関心が高まりました。現在はインドに駐在し、事業拡大をミッションとしています。世界最多の人口を抱え、2030年には15億人に達するといわれるインドは、農業従事者の割合が60%を超えており、農薬市場も年々成長している当社の最重要拠点の一つです。農薬規制や病害虫の発生状況など現地に入り込んでいないと取れない情報が多い上、その情報が販売へダイレクトに影響するため、常に社会情勢にアンテナを張っていますね。

担当業務は年度予算の策定に始まり、パートナー企業と協力して行う販売促進・管理のほか、地域ニーズに合わせた製品開発、規制への対応、日本からインドへの製品輸送管理など多岐にわたります。守備範囲が広く、現地のビジネスをトータルに運営できるところにやりがいを感じます。

異文化の中でビジネスをすることについて考え抜いた

海外営業へ異動して間もない頃、文化の違いから現地顧客との意思疎通が難しく、海外で製品を販売する難しさを痛感しました。すでに国内営業として経験を積んでいたため営業スキルにはそれなりに自信があったのですが、甘かった。自分を恥ずかしく感じると同時に、海外営業としての覚悟が生まれました。そこからは本社勤務と駐在の両方を通じて様々な国・地域で経験を積みながら、営業力を磨くことに尽力しましたね。異なる文化や商習慣を持つ相手とビジネスをするとはどういうことなのか、本気で考えながら業務と向き合いました。

K.T.様

エネルギーに満ちた多様性の国、
インドで感じるビジネスの醍醐味

インドは複雑な国です。地域によって異なる言語や文化、社会に深く根づいた信仰や生活習慣、商習慣などが折り重なっています。多様性が当たり前に存在し、それを受け入れる懐が深い国。同時に、統一されたルールがなく混沌とした国でもある。これまで中東やアフリカ、ヨーロッパなどの地域を担当した経験がありますが、インドには独特のエネルギーや魅力を感じます。

ビジネスも、緻密に計画し、確実に実行していく日本と違い、ひとまずスタートさせ、折衝しながらお互いの合意点を探していくスタイルが主流です。
当初は戸惑いましたが、今では相手の意図を読みながら駆け引きをしています。現地にどっぷりと浸かり、商習慣や文化の違いに対応しながら売上・利益を出していくところに、駐在の醍醐味があると思います。

世界のあらゆる地域で営業を経験し、
当社の海外事業拡大に貢献したい

当社がこれから成長を続けていくためには、海外市場のさらなる開拓・拡大が不可欠です。これからも海外営業として、その最前線で活動していきたいと考えています。これまでにもインドや欧州など様々な国・地域を担当してきましたが、今後は未開拓の地域にチャレンジしてより自分の可能性を広げたいですね。

当社は研究開発を基盤とした「グローバルソリューションカンパニー」を目指しており、優れた創薬力で世界から高い評価を得ています。その一方で、販売ネットワークについてはまだまだ強化・拡大の余地があります。スピード感を持ってグローバルな販売ネットワークを拡充し、海外事業の発展にさらに貢献したいと思っています。