work &
career
植物病理のバックグラウンドを活かし、
顧客の課題を解決していく
製品営業部
福岡支店
T.O.
農学研究科
バイオサイエンス専攻修了
2021年入社
植物病理のバックグラウンドを活かし、顧客の課題を解決していく
“植物の免疫”を追究した学生時代。現場課題を解決する仕事へ
大学ではバイオサイエンスを専攻し、植物の感染生理について学びました。例えば、細菌に感染するときに植物がどのように感知して免疫応答を起こすのか、細菌はどのようにしてその免疫を打破するかなどを研究していましたので、自分のバックグランドを活かしながら、高度な専門知識や農業に関連する幅広い見識を持ってお客様に提案できる農薬営業の仕事は魅力的でした。また、選考の過程で会った社員から社風や社内の雰囲気を感じ、この環境だったら成長できると思ったことが入社の決め手になったと思います。
私は国内農薬事業を担う国内クロップソリューション本部の福岡支店で鹿児島県を担当しています。
月曜日は前週のレビューや情報共有を支店内で行うため、終日、デスクワークや会議に追われます。近隣県の担当者から病害虫状況を聞いたり、他社や広域顧客の動きを聞いたりする機会ですし、自身の温めている顧客への提案について上司・同僚から意見を聞く貴重な場にもなります。営業活動中も頻繁に電話やチャットなどで情報交換をしますが、やはり対面で話す機会は重要ですね。
火曜日の朝に新幹線で鹿児島に移動し、多くの場合、金曜日まで県内のJAさんや経済連さんなどの顧客を社有車で訪問します。私は現場主義というか、生産現場を訪問して現地で起きている課題、例えば発生している病害虫や「今こんな症状が出ている」といった事例を直接見て、できるだけ現実に即した提案をしたいと考えています。現場で実際に見聞きすることが自分の知識を広げてくれますし、感染生理をかじった自分だからこそ気づけることもあります。直接訪問して最適なものを提案し良い反応をいただけたときは、「いい仕事ができたな」と実感しますね。
現場での学びが知見を深める
私が担当して間もない頃、鹿児島はサツマイモの基腐(もとぐされ)病という病害に直面しました。主要産物である焼酎が作れなくなるほどの大きな問題で、解決策を見つけるために4年間にわたり試験を続けました。農業生産は土地土地で気候や土壌が異なりますので、担当エリアで現地試験を企画、実施し、その結果をエリア内のお客様にお示ししていくことも営業担当者の重要な役割の一つです。当時は新入社員でしたので、先輩・上司の指示を仰ぎながら圃場調査の記録や発病状況の確認、試験の進行などを担当しました。当初は病気自体の感染の仕方や特徴に対する知見がありませんでしたが、試行錯誤の結果、病気についての知見を得ることができました。
この仕事を通じて、病気の発生機序、薬剤の効果的な使用法、試験区の設定方法など、技術的な側面を学び、農薬に関する知見が大きく広がりましたし、技術習得のポイントも理解できたと思います。
新しい農業の現場、空散市場へのチャレンジ
鹿児島では、サツマイモの基腐病を契機として、ドローンでの薬剤散布が広まりました。サツマイモは、ツルを踏んでしまうと傷ついた部位から病害の感染が広がり、作物に害が及ぶ可能性があります。そのため、畑の中に入らずに薬剤散布する必要があり、ドローンの使用が広まりました。現在はキャベツ・大根・にんじんなどにも使用されています。ドローン散布の場合、積載可能量が少なく通常の散布よりも高濃度・少水量で使用するため、薬効を確認しながらの推進が必要です。私はドローン散布の受託事業を立ち上げた若い事業者に、キャベツ等に散布可能な自社の薬剤を提案し、その事業をサポートする形で、新たな市場を開拓しました。空散の薬剤市場は近年増えてきていますが、メーカーとして先駆的に取り組むことができたと思っています。
技術と現場をつなぐ新しい営業のカタチ
大学で学んだ、学術的な課題を主体的に掘り下げて取り組む姿勢は、今の営業活動に活かされていると思います。日々、技術資料、専門雑誌に目を通し、技術的な側面からアプローチできるようにと思っています。営業職ではあるんですが、スーツを着て数字を見たり交渉したりすることもあれば、研究者のように田んぼや畑に入って生産者の方と話したり、研究と現場をつなぐフィールドサポートのような時もあります。大学で学んだ探究心が活きて、技術と現場の両方に関われるのが、この仕事の面白いところだと思います。
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