TV番組 旬味にっぽん

BS-TBSにて放映されましたザクサ液剤提供番組「旬味にっぽん」の過去の放送分を文章と写真にてご確認いただけます。

山形県東置賜郡の米

第5回放送分 

山形県東置賜郡の米「小関 万六」編 “美味しい米”との最良の出会い

“美味しい米”との最良の出会い

「品質で日本一へ」―10年にわたる品種改良で生まれた「つや姫」

山形県の南部、米沢盆地の中央にある東置賜郡川西町。雪解け水に育まれた水田が広がる米どころです。
ここで、40年にわたって米を作り続ける小関万六さん。農業一筋の人生を歩んできました。
そんな小関さんにはある思いが。

「この川西町は過去に、多収穫で日本一になった町なんです。ただ、品質面ではまだまだ遅れをとっていると私は感じていますので、品質面でも日本一になりたいと思っています」。

品質で日本一になりたい――小関さんの夢が大きく現実へと近づいたのは、5年前。ある品種との出会いでした。

「驚きました、(米の)白さに。透き通るような白さというのは初めて見ました。これは行けると一瞬思いました」。
10年以上にわたる品種改良によって開発された、山形生まれの米「つや姫」です。特徴は、強い旨味に粘り気のある食感。そして、白く輝く美しさ。

山形県は、生産者を認定制にするなど、つや姫をブランド化するために様々なルールを導入。農薬や肥料は通常の半分以下に制限されています。

毎日のように水田と向き合い、ていねいな管理を続けることで美味しい米が実ります。

おいしいお米の食べ方

収穫を終えていち早く新米を味わえるのが、米農家の特権。小関家おすすめの食べ方は、つや姫のうま味が引き立つシンプルな塩むすび。冷めても味がおちないこともつや姫の魅力なのだとか。
「自信作ですから。とってもうまいです」。

農業に対する想い

旬味を作り出す、小関さんの想いとは?
「ありふれた言葉ですが、やはり“作る喜び”ですね。つや姫を日本一の米にしたいと思っています」。

つくる喜び胸に 目指すは日本一