兵庫県南あわじ市のレタス
第1回放送分
兵庫県南あわじ市のレタス「齊藤 勝治」編 惜しみない手間で顔の良いレタスを作る

41歳から就農。会社勤めで培った経営感覚も農業に生かす
瀬戸内海にうかぶ淡路島。砂と泥が混ざった、農作物に適した土壌が広がっています。
斉藤さんはこの地で、淡路島の名産品であるレタスを生産しています。
しかしそのキャリアは、わずか10年。父、一博さんの病気をきっかけに、勤めていた会社を退職し、農業を始めたのは41歳になってからでした。
「最初のころは焦りっぱなしでした。人が10年かかるところを5年で習得して、早く仕事ができるようになりたかったです」。

父の指導を受ける日々で、斉藤さんは生産者として大切なことを学びます。
「畑に入って足音を聞かせながら、同時にレタスの声を聞きます。歩いたら、やるべき仕事がたくさんみつかります」。
そこで、会社勤めで培った経営感覚も導入します。
「アバウトではダメなのです。人、機械、お金の使い方すべてを考えました。それらを無駄にしないように農業に生かしていこうと思っています」。

就農当時はとまどっていた、妻・千尋さんも、今では心強いパートナーになったといいます。
「大きく育ったレタスを見たら欲が出てきまして。ここ数年は夫と議論を交わし、農作業をしていくようになりました」。

斉藤さんが、千尋さんとともに願うのは、「大きくておいしいレタスを作ること」。
そして、もうひとつ。
「楽しく農業をやっている姿を背中で見てもらって、農業に従事する若者が増えてほしいと思います」。

おいしいレタスの食べ方
そんな斉藤さん自慢のレタスのおいしい食べ方がこちら。
- 新鮮なレタスをたっぷり入れた、レタスの卵とじスープ
- 名物の淡路牛をレタスで巻いた、シャキシャキの食感が楽しめる焼肉

農業に対する想い
旬味を作り出す、斉藤さんの想いとは?
「農業は、手を抜いたら必ず結果に出ます。もっと時間をかけて畑を見て歩いて、手をかけてあげたいです。そうでないと、いい顔のレタスはできませんから」。
