過去の放送内容:第10回
福島県伊達郡国見町「伊達のあんぽ柿」
今年はですね、みずみずしさと、中がちゃんとゼリー状に仕上がってきれいなあんぽ柿が出来上がっています。
生産者:渋谷 雅人さん
阿武隈川の恵みを受ける、福島県伊達郡国見町。
身を刺す寒さの中、渋谷さんが育てるのは、100年以上の歴史を持つ伊達のあんぽ柿
橙色のカーテンは冬の風物詩です。



「今年も最高の柿ができたんじゃないか。半熟のゼリー状の食感、病みつきになりますね。いいね!」

大粒で形がきれいな渋柿の皮をむき、連づくりをした後、硫黄の上記でいぶします。



「酸化を防止するために、硫黄を使う。硫黄で燻製しないと、鮮やかなオレンジ色にはなりません」

さらに、出来を左右するのが…
風を読み、風邪を作る。
およそ1ヵ月にわたる乾そうは、湿度との戦いです。

「湿気が一番の点的なので、朝の天気予報を見ながら、朝の天気を見て窓を開け、夕方になれば湿気でこもってくるので全部閉める。そういう作業が毎日続きます。」



風の流れを観察し、足りないときは風邪を生み出してますが、やはり、自然が相手だけに…

「雪とか雨が降り出す前に、シャッターは閉めます。雨とか雪が降ってからでは遅いんです。先読みして管理をしていかないと。それが一番大変。」

手間暇かけた、あんぽ柿は濃厚な甘味でまさに天然の和菓子。

JAふくしま未来では、あんぽ柿を使った料理を提案しています。

クリームチーズを入れた春巻きは、塩気と甘みのバランスが絶妙。



特産品の春菊と合わせたサラダなど、あんぽ柿の新たな魅力を発信しています。

渋谷さんの
想いを映す
あぐり百景とは
「伊達地区が、硫黄燻蒸であんぽ柿を作る発祥の地なので、それを考えた先人たちの知恵、途絶えさせてはいけない。そう思って作っています。」
- (視聴:3分57秒)
- (視聴:36秒)