過去の放送内容:第4回
富山県砺波市「リンゴ」


「八田浩一」りんごを作っています
生産者:八田 浩一さん
雄大な立山連峰を望む、富山県砺波市。
庄川の清流に恵まれたこの地で、秋に収穫を迎えるのが、蜜がたっぷり、りんごの王様と言われる「ふじ」。




頼成営農組合の代表、八田さんが仲間と手掛けています。


砺波市の農業を守る
父が設立した営農組合に入り、代表に就任したのは9年前。
その時強く言われたことが...




「地元の方の土地をお借りして、作物を作るという仕事になります。やっぱり地元の方に迷惑がかからないように、地域貢献というのは重々言われてましたね。」




全ては砺波市の農業を守るため。
父の言葉を胸に、今日もりんごと向き合います。


「りんごのおしりの方を見ておりまして、黄色くなってくると完熟と判断しています。」
「あと、後ろの方が開いてきたりすると、それも判断の基準としています。」
「経験上ですけれども、閉じているりんごはちょっと早いかなって気がします。」


生育具合を確認しながら、従業員と黙々と作業を進める姿に、同僚の林さんは...


「八田さんは寡黙で真面目(笑)、味は結構評判が良かったんで、それを忠実に守っていく」



八田さんは...
「従業員一同で頑張って作ってますし、土地の方は肥沃ですので、その分味もよくなるんじゃないかと...」


地元の声を励みに
丹精込めて育てたりんごは、すぐさま地元の「道の駅 となみ野の郷」へ。


購入者から届く声が励みになるそうです。


「あなたの所のりんごが一番美味しかったんで、毎年買いに来ているんです...という方が何人もおられます。猛暑で大変な思いをすることがここ数年増えていますけど、それを聞くとあぁ1年間頑張ってきて良かったなっていうのはすごく感じます。」


八田さんの
想いを映す
あぐり百景とは
生食だけどちょっと限界があるのかな...
ですので、加工品であったり、まだまだ勉強することも多いでしょうし、やれることがあるんじゃないかなって思っています。
かかる仕事だから作る人が少なくなっている。伝統野菜ってのをやっぱり我々は絶やしたくない。だから俺やってるのさ。



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