過去の放送内容:第2回
愛知県知多半島「愛知早生ふき」


僕が物心ついた時からふきはもう身近にあったものですから、生活の一部というかもう切っては切れんものといえばそうなのかもしれませんね。
生産者:平松 直樹さん
愛知県知多半島。豊かな自然を生かした産業が盛んなこの土地は、出荷量日本一を誇るふきの特産地。




大正時代に出荷組合が発足。やがて関西関東へと流通の輪を広げていきました。


平松さんは祖父の代から続くふき農家の3代目。




「水が出るということは鮮度もいいということで。」


このみずみずしい知多のふきは、長年にわたり高い評価を受けています。


デリケートな性質と真摯に向き合う
ふきを育てる上で一番気を遣っていることは…

「やっぱり温度管理かなと思う。必ずやらないといけない作業です


そのために朝晩片道15分。ハウスの窓を開け閉めするのです。


「ふきは本来デリケートなもの。本当にちょっとした温度の違いで出来栄えが変わってくる。」




出荷準備
収穫から出荷まですべてが人の手による重労働。それでも頑張る理由は…


「自分の出したふきが綺麗な状態で消費者に届くことが一番気にしてやってるところとかですかね。」


多くの人に食べてもらいたい
平松さんのおすすめは『きゃらぶき』。
「食べてもらえば美味しいものだと思いますし、またそういう声が聞こえてくると私たちも嬉しいのかなって。」


地元の料理店やJAは、ふきの新たな魅力を伝えるオリジナルレシピを広く発信しています。


平松さんの
思いを映す
あぐり百景とは
緑の濃い、よく伸びたふきっていうのは柔らかくて美味しいと思いますので、そういったふきが作れれば『あーよかったなーやっててよかったな』ってそういうことは思いますね。
元気なうち、気持ちが続くうちは頑張りたいと思っております。



- (視聴:3分53秒)
- (視聴:36秒)