ザクサ提供番組『あぐり百景』。農業という仕事に情熱を傾けるアグリ人の日常を切り取り、アグリ人ならではの「珠玉の言葉」を織り込みながら美しい映像をお届けします。
第8回
生産者：藤村 幸司さん
石川県金沢市。中心地から車で１５分ほどの五郎島地区。ここで３００年の歴史を持つサツマイモ「五郎島金時」を生産しているのが藤村幸司さん。日本海に面した五郎島は砂丘地。ほどよい大きさの砂は水持ちと水はけのバランスが絶妙で「奇跡の砂」と呼ばれています。サツマイモ栽培に適したこの地で、歴史ある「五郎島金時」を守るため、生産者としてはもちろん、子ども達に歴史や栽培方法を教える出張授業や、芋掘り体験も行っています。そんな藤村さんの思いを映す「あぐり百景」とは…。
第9回
生産者：黒田 國男さん
福井県永平寺町。九頭竜川の恵みを受け、古くから米作りが盛んな地域で、新品種「いちほまれ」を栽培するのが黒田國男さん。米農家の７代目である黒田さんは、福井県が約６年かけて開発した「いちほまれ」の生産に名乗りをあげました。草丈が低く、高温にも負けない強さを持つ「いちほまれ」は、ほどよい粘りと口に広がるやさしい甘さが特徴。冷めても変わらぬ美味しいさも魅力です。「永平寺町をいちほまれの里にしたい」と語る黒田さん。そんな彼の思いを映す「あぐり百景」とは…。
第10回
生産者：渋谷 雅人さん
阿武隈川の恵みを受ける福島県伊達郡国見町。この地で１００年以上の歴史を誇る「伊達のあんぽ柿」を生産しているのが、渋谷雅人さん。中は半熟のゼリー状で、濃厚な甘みから天然の和菓子とも言われるあんぽ柿。硫黄で燻すことで生まれる鮮やかなオレンジ色の見た目も特徴です。味を左右するのは、徹底した湿度の管理。天気の変化を予測し、先回りして送風機を調整するなどして、一定の湿度を維持します。そんな渋谷さんの思いを映す「あぐり百景」とは…。
