Zero by 40

三井化学クロップ&ライフソリューションは“2040マラリア撲滅活動“を支援しています。

2020年11月30日に発表された世界のマラリア報告によると、2019年のマラリアの症例数は2億2900万人で、マラリアによる推定死亡者数は40万9千人でした。そして全死亡例のうち67%もが5歳未満の子どもでした。

マラリアの感染を減らす最も効果的な方法の1つは、マラリアを媒介するハマダラカを駆除することです。

2018年にロンドンで開催された英国連邦首脳会議で、世界をリードする農業化学品企業5社が、この感染症から人命を救うことを目指し、2040年までにマラリアを撲滅するための革新的な製品の研究、開発、供給を支援するという共同声明を発表しました。
この5社は、ビル&メリンダ・ゲイツ財団とInnovative Vector Control Consortium(IVCC)の支援を得た取り組みとして、2040年までにマラリア被害ゼロを目指す「ZERO by 40」を掲げました。
三井化学クロップ&ライフソリューションは、この取り組みに参画する1社として、既存薬剤に対して抵抗性を示すハマダラカにも効果的なソリューションとなるよう、当社の原体創製技術で生み出した革新的な化合物の提供を通じ、マラリア撲滅という社会課題に貢献しています。