果樹カメムシの防除
果樹のカメムシ被害について
- 果樹カメムシ類による加害は、蕾・開花の時期から成熟期まで続きます。
- かんきつやカキなどの場合、蕾から幼果の時期に集中的な加害を受けると、落蕾または落果します(=蕾や果樹が落ちてしまいます)。
- また、幼果期~成熟期の、どの時期に加害を受けても品質は著しく低下します。
- 果樹カメムシ類から果実を保護する防除対策は不可欠です。
スタークル/アルバリン顆粒水溶剤
特長
- 高い殺虫効果と吸汁阻害効果を示します。
- 散布後に飛来するカメムシ被害を押さえます。
- コナカイガラムシ類、シンクイムシ類、アザミウマ類などの果樹害虫防除にも使用できます。
登録内容の詳細はコチラ →スタークル顆粒水溶剤 ・アルバリン顆粒水溶剤
試験成績
スタークル/アルバリン顆粒水溶剤散布後の、なし幼果に対する吸汁被害を著しく低く抑えました。
試験条件
平成14年 三井化学アグロ試験センター
品種:なし(豊水幼果)
対象:クサギカメムシ
調査:処理9日後に、幼果をサンプリングし、翌日クサギカメムシ5匹(雄2、雌3)/幼果を放飼。放飼6日後に吸汁痕数を調査
散布後のカメムシ吸汁被害への効果1
スタークル/アルバリン顆粒水溶剤散布当日、7日後の放虫で高い吸汁被害抑制効果を示しました。
平成13年 長野南信 かき:クサギカメムシ
試験条件
平成13年 長野南信試
品種:かき(市田柿)
対象:クサギカメムシ
散布:9/12
調査:吸汁痕数を調査
散布後のカメムシ吸汁被害への効果2
スタークル/アルバリン顆粒水溶剤散布1日後、4日後、7日後の放虫で高い吸汁被害抑制効果を示しました。
平成13年 鳥取園試 なし:チャバネアオカメムシ
試験条件
平成13年 鳥取園試
品種:なし(ゴールド二十世紀)
対象:チャバネアオカメムシ
散布:7/31
調査:吸汁痕数を調査