殺虫殺菌剤

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サントリプル箱粒剤

サントリプル箱粒剤

特長

●1成分で2つの作用性(メラニン生合成阻害MBI-Pと病害抵抗性誘導)を持つ有効成分トルプロカルブを配合し、いもち病菌を強力にブロックします。 ●作用性の異なる2つの殺虫成分の組合わせにより、初期害虫・コブノメイガ・ウンカ類を長期間防除できます。 ●ジノテフランを高含量・溶出制御化した製剤で、イネクロカメムシやイナゴ類も防除できます。 ●農林水産省「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」に掲載された農薬です。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • クロラントラニリプロール・・・・0.75% ジノテフラン(化管法第1種)・・・・6.0% トルプロカルブ・・・・・4.0%
その他化管法該当成分
性状
  • 類白色細粒
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 5年
危険物
包装
  • 1kg×12

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。
もっと詳しく!「トルプロカルブ剤」について

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2021年10月27日現在の内容です。

作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法
稲(箱育苗) ウンカ類
ツマグロヨコバイ
イネドロオイムシ
イネミズゾウムシ
コブノメイガ
ニカメイチュウ
イネツトムシ
フタオビコヤガ
イナゴ類
イネクロカメムシ
いもち病
もみ枯細菌病
内穎褐変病
白葉枯病
育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g 移植3日前~移植当日 1回 育苗箱の上から均一に散布する。
高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50~100g)
いもち病
イネドロオイムシ
イネミズゾウムシ
1kg/10a 移植時 1回 側条施用
クロラントラニリプロールを含む農薬の総使用回数 ジノテフランを含む農薬の総使用回数 トルプロカルブを含む農薬の総使用回数
1回 4回以内(育苗箱への処理及び側条施用は合計1回以内、本田での散布、空中散布、無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内(移植時までの処理は1回以内、本田での湛水散布、無人航空機散布、投げ入れは合計1回以内)

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)使用量に合わせ秤量し、使いきること。 (2) 本剤を育苗箱に処理する場合は、次の注意事項を守ること。 1)育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約 5L)1 箱当りに乾籾として 200 から 300g 程度を高密度には種する場合は、10a 当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が 1kg/10a までとなるよう、育苗箱 1 箱当りの薬量を 50 から 100g までの範囲で調整すること。 2)薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように処理を行うこと。 3)本剤の所定量を育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、軽く散水してから田植機にかけて移植すること。育苗箱に高密度には種した場合は、とくに注意して葉に付着した薬剤を払い落とすこと。 4)葉先枯れなどの薬害を生じることもあるので、散布ムラがないよう均一に散布すること。 (3) 本剤を移植時に使用する場合は、専用の移植同時施薬機を用い、側条施用すること。 (4) 容器・空袋は圃場などに放置せず、適切に処理すること。 (5) 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

(1)本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。 (2)本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意すること。 (2)散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法ではその該当がない。

貯蔵上の注意事項

直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。